首都圏で梅雨が明けました。いよいよ夏本番。夏の旅行の計画はいかがでしょうか?
さて、今日は北海道特集第4弾。今夜は、道東のオススメ観光スポットを紹介します。
北海道の東にある2つの岬、知床岬と納沙布岬を紹介します。
知床岬は、日本で4つある世界自然遺産の一つで、貴重な自然を目の当たりにできます。
納沙布岬は、一般人が立ち入れる場所では日本最東端の地。青い海と周りに広がる湿地帯が魅力的です。
上に示したのが、札幌から道東各都市への高速バスへのリンクです。
札幌から道東へ行く場合は高速バスが良いでしょう。
飛行機や特急電車は高額だし、普通電車は本数が厳しいです。
高速バスなら、特急電車よりちょっと遅いくらいで、普通電車並みの運賃、夜行便なら朝市から観光できるのでオススメです。
道東の気候
以下は、釧路の平均気温のまとめです。
6月 最高(15.2℃) 最低(9.0℃)
7月 最高(18.6℃) 最低(12.8℃)
8月 最高(21.2℃) 最低(15.5℃)
夏は、東京や札幌と比べても、かなり気温が低いです。本州の暑さに慣れていると、朝や夕方は寒く感じます。
冷夏の年などはリアルに寒いこともあるので、やや厚着で行くといいと思います。
知床岬
日本には、4つの世界自然遺産があり、そのうち1つが北海道東部にある知床。世界遺産にふさわしく、海、山の絶景を楽しむことができます。
国道からもはっきり眺めることができる、オシンコシンの滝。知床八景の1つにえらばれています。流れが2本になっているのもめずらしいですね。
知床観光船はお勧めです。知床の絶景を、海から眺めることができます。海からしか見えない滝や、海岸をうろうろするヒグマがみられたりします。海の綺麗さもより実感できます。
観光船が、知床の先っぽに近づくと、うっすらと国後島を見ることができます。国後島は、まぎれもなく日本の領土ですが、現在ロシアに実効支配されており、領土権交渉が進んでいません。
船を降りたら、知床5湖を歩いてみましょう。ただ、ここはヒグマの目撃情報があれば通行止めになることがあります。ヒグマは極めて危険なので、立ち入り禁止には必ず従いましょう。
納沙布岬
次に紹介するのは、納沙布岬。先ほど紹介した知床と、両方観光するには、日帰りは困難で、釧路などで1泊する必要があります。釧路からJRで3時間、根室駅に着いたら、バスに乗り換えて40分です。バスに時刻は事前に確認しましょう。
納沙布岬は、一般人が立ち入れる場所では、日本最東端になり、その碑が建てられています。ロシアが不法占拠する北方領土もすぐ近くにあり、領土問題が学べる資料館や、北方領土を見ることができるタワーもあります。
周辺は、海と草原があり、風が気持ちよく、絶景を見ることができます。
根室の名物は花咲ガニ。赤くてイガイガのボディが特徴のおいしいカニです。
カニといえば、冬のイメージですが、ここ根室の花咲ガニは、夏がおいしい季節です。
帰りのバスも時刻表をチェックしてください。バス停に人がいないとバスが時刻より早く出ることもあるそうなので、早めにバス停で待機しとくのがいいと思います。
次回も北海道の話題をお送りします。