本サイトの更新が間が空いてしまって申し訳ございません。
今、沖縄の八重山諸島のオススメスポットを紹介しています。
今日は、鳩間島の紹介をします。
鳩間島は、人口50人くらいの非常に小さな島で、目立った観光開発はされていません。
特に「何もない島」なのですが、何もないことがこの島の最大の魅力です。
この島の青い海と空に抱かれているだけで、何もしなくても幸せな気分になれます。
観光地化されていない分、1日のブログで相応のボリュームの記事を書くのは難しいですが、この島自体かなりお勧め度の高い島です。
アクセス
アクセスは、石垣島から高速船かフェリーです。西表島経由の便もあります。
鳩間島へ行く船は、欠航率が高いことで有名です。
北寄りの風で、石垣島地方の波の高さの予報が2.5m以上であれば欠航する可能性が高いです。
また、風向きによらず波の予報が4m以上あれば要注意です。
なので、帰りの飛行機に乗る日の朝までこの島に滞在する、というのは避けた方が無難です。
なるべくこの島のプランは旅の前半に組み込み、1日~2日くらいは島抜けが伸びても問題ないようにしておいてください。
冬場なんかはほとんど欠航しています。年末年始の旅行では鳩間島への旅は避けた方が無難です。
石垣島に宿泊し、もしたまたま海況の良い日があれば日帰りで組み込む、といった感じにすると良いと思います。
宿泊
昔は船が少なく、鳩間島へ行くなら宿泊は必須だったようですが、最近は船の便数が増えて、日帰りも可能になりました。
でも、船が出た後の静かな鳩間島を堪能するのも格別です。
私はかつてあった民宿「島ヌ家ポッポ」という宿に宿泊していました。
オーナーも気さくな方で、オーナー、旅人同士で一緒に食事をし、すぐ仲良くなれる素晴らしい宿でした。
ただ、非常に残なことに、そのオーナーが数年前にお亡くなりになりました。
そのあと私は行っていませんが、「民宿あだなし別館」として営業しているたしいです。
きっと島ヌ家ポッポの良い雰囲気を踏襲してくれているものだと信じていますので、そちらをオススメの宿とさせていただきます。
鳩間島の歌
鳩間島を歌ったポップスもいくつかあります。
恋の島鳩間島/BEGIN
BEGINのオモトタケオ2というアルバムに収録されている、自然と踊りたくなるような明るい曲です。
![]() ビギンの島唄 オモトタケオ2 [ BEGIN ] |
このアルバムは、三線用の楽譜もあります。
![]() 【三線楽譜】 「ビギンの唄本 オモトタケオ2」 |
ただし、恋の島鳩間島は、割と難易度の高い曲なので、かなりの練習が必要だと思います。
ここにしか咲かない花/コブクロ
![]() ここにしか咲かない花 [ コブクロ ] |
コブクロの有名な曲です。鳩間島をロケ地としたドラマ「瑠璃の島」のテーマ曲で、実際に鳩間島の風景を見て作られた曲です。
島内案内
小さな島なので、この島内の移動は徒歩で十分です。
船から見る鳩間港。みるからに海の色が青いのがよくわかります。
港のすぐ近くに驚くほどきれいな海が広がります。
これといったスポットはありませんが、ここにいるだけで癒されます。
島の中央には鳩間中森という森があります。
森を抜けると、灯台があります。
その近くに石でできた展望台みたいなのがあり、その風情ある展望台からは、鳩間島の青い海を一望することができます。
鳩間島の海は沖縄県の中でも郡を抜くほど綺麗な瑠璃色のように思えます。
この島には派手な観光施設はありませんが、この島のすばらしさには、俗に何でもあるという大都会の、どんな施設でも絶対かなわないと思います。
この島の美しさは絶対に守っていきましょう!
鳩間島の音楽祭
毎年GWの5月3日に、鳩間島音楽祭が開催され、とてもにぎわいます。
人口50人弱の小さな島に、1500人もの観光客がこのイベントに訪れ、沖縄県内の新聞の記事にもなるほど有名な催しものです。
沖縄の大物歌手たちがいろんな歌を歌ってくれ、最後は「鳩間の港」という曲に合わせて参加者全員で踊って終わります。
この日は、石垣から鳩間に行く船は大増便され、日帰りでも音楽祭を楽しむことができます、
また、宿泊者だけが楽しめる前夜祭(5月2日夜)、後夜祭(5月3日夜)も大変盛り上がります。
5月2日、3日の鳩間島の宿は、すべて満室になります。
またこの2日間に関しては、ほどんどの宿が一見さんお断りになります。
なので、この音楽祭に宿泊して参加したい人は、それ以外の期間で、前もって泊まる宿の宿泊経験者になっておく必要があります。
また、この島はキャンプ、野宿は禁止になっています。
宿を予約していない人は、日帰りの参加限定となりますので、絶対最後の船に乗り遅れないように注意しましょう。