何日かお送りしている、青春18きっぷを用いた日帰りプラン案。今日は大阪から。
紹介するのは、滋賀県北部にある日本百名山の一つ、伊吹山。大阪からだと、青春18きっぷでおトクに日帰り登山可能です。
鐡道兼登山のページですが、伊吹山は、標高は1377mで決して高くはないですが、登山口の標高が低く、高低差1000mを超える登山になります。
今まで紹介してくた山(美ヶ原や天城山)と比べると、比較的難易度の高い山です。少し登山の経験がある方が良いと思いますが、成人で人並みの体力であれば十分通用するレベルです。
道中は日陰のないところが多いので、日焼け対策はしっかり行いましょう。
登山情報
山名 伊吹山
標高 1377m
山の位置 滋賀県
登山難易度 中級者向け
山の概要
伊吹山は、滋賀県北部にある山。日本百名山の一つで、滋賀県の最高峰です。
最高峰とは言えども標高は1377m。日本百名山は、原則標高1500m以上の山とされていますが、この山はその例外の一つです。
日本百名山の中では98番目に高い山です。
アクセス(大阪から青春18きっぷで)
5:00 大阪→(京都線京都行)→京都 5:45
5:49 京都→(琵琶湖線長浜行き)→米原 6:56
7:07 米原→(東海道本線新快速浜松行き)→近江長岡 7:16(土休日は7:17着)
7:20 近江長岡駅→(TAXI)→伊吹山登山口 7:35
朝はバスが少ないのでTAXI利用で。登山のペースが速い人は駅から歩いてもOKです(約5㎞)
7:40~16:30 登山(詳細は下)
17:30 伊吹山登山口→(バス)→近江長岡駅 17:44
18:03 近江長岡→(東海道本線米原行き)→米原 18:11
(土休日は、17:59発、18:09着)
18:17 米原→(京都線新快速播州赤穂行き)→大阪 19:42
正規運賃 往復4540円 青春18きっぷ1日分 (48%割引)
天気予報
ヤマテンでは、伊吹山の天気予報は発表していません。「大山」「大峰山」の天気が参考になります。
予報ガイダンスで、上記に△で示したあたりの卓越天気、発雷確率が参考になります。
地上の天気予報「滋賀県北部」の天気予報とも総合しましょう。
1、ヤマテンで大山、大峰山の天気がともに「晴れまたは曇り」で、風速10m未満
2、予報ガイダンスで、「晴れ」で、発雷確率では無着色
3、滋賀県北部の天気が、「晴れ」または「晴れ時々曇り」で、降水確率が10%以下、雷の文言なし
上記3項目がすべてそろっていれば登山日和である可能性が高いです。
1、ヤマテンで、大峰山、大山のどちらかでも天気が「雨」または「雷雨」、注意書きに落雷や、大荒れの文言がある、風速15m以上
2、予報ガイダンスでは、「雨」だったり、発雷確率が10%以上
3、滋賀県北部の天気予報が、「雨」、「雨時々曇り」「曇り時々雨」だったり、雷の文言がある風に対して。「強い」「非常に強い」の文言がある
上記3項目のうち1つでも当てはまれば登山は見合わせた方がいいです。
大阪からの日帰り登山の案ということで、下山時間がちょっと遅くなっています。日中(6~18時の時間帯のどこか)に雷の可能性があるなら登山は控えた方がいいと思います。
登山案内
この簗は、1合目から9合目まで、表示がついていて、自分がどれくらい来たのかがわかりやすいです。
登山口に入ると、始めは樹林帯からはじまり、いきなり結構急で息が切れます。我慢して登っていくと、1合目の看板があり、いきなり視界の開けたゲレンデに出ます。
ゲレンデの横を登っていきますが、ここからは直射日光が当たります。相変わらずの急登です。熱中症対策はしっかり、水分、塩分、糖分をしっかりとりましょう。
3合目まで来ると伊吹山の全貌が見えます。その存在感に圧倒されることでしょう。
さらに急坂を登っていき、5合目には自販機があり(今あるかどうかは不明)休憩ポイントになっています。
そしてここからはさらに勾配がきつくなります。
7合目、8号目あたりがこの登山道の最も急なところで、石灰岩が露出していて滑りやすいので、注意して通行しましょう。直射日光が当たります。
9合目を過ぎると、幾分緩やかになり、まもなく山頂帯です。
山頂周辺は、お花畑になっており、数々の小屋も立ち並んで、昼食をとることができます。にぎやかな山頂です。
そして、なにより素晴らしいのは山頂一帯のお花畑です。
私が行ったときは、あいにくの霧の中で、いい写真がありません。私にとっても身近な山なので、また行っていい写真ができたら公開したいです
下りは、疲れもあってよりスリップしやすいので、特に7~9合目は慎重に行動しましょう。
次回は、博多発のプランを紹介します。