山小屋はぼったくりか

このページでは、こちらのページを参考に、物語を作らせていただいております。

週末に友達と2人で、初めての1泊宿泊の登山に行ってきた岳夫君。

ところがなにか腑に落ちないことがあったようで、登山歴30年の山造さんにグチを言っているようです。

楽しいはずの登山ですが、岳夫君に何があったのでしょうか?

山小屋はぼったくり?

岳夫「先週末、友達の峰夫と山に登ってきたんだけど・・・」

山造「おう、それでどうだった?」

岳夫「山はよかったんだけど、山小屋が最悪でさ・・。」

山造「何があったんだ?」

岳夫「まず、宿泊料金が6500円だったんだので、まあそこそこ快適なのかなと思ったら、畳1畳に2~3人も詰め込まれちゃって・・・」

山造「それは週末ならよくあることじゃないか。」

岳夫「それだけじゃない!さらに食事を2食付けたら+3000円になった。

   2食で3000円ならけっこうごちそうが食べれるかなと思ったら、明らかにレトルトだし。

   足りなくてカップ麺買ったら500円も取られたり・・・・何もかもがぼったくりだった!

   前沖縄で1200円のゲストハウスに泊まったけどそっちの方が圧倒的に快適だったし!」

山造「あのなあ岳夫、平地の宿泊施設と山小屋は・・・・」

岳夫「俺が一番許せなかったのは急に山小屋のオヤジにキレられたことなんだ!

   夜8時くらいに峰夫と普通に話していたら、『話し声がうるさい!もう寝てる人もいるんだぞ!』って。

   客に対してあの態度は何なんだ!って思ったね。お客様は神様だぞ!って思った。

   しかも8時で寝てる人もいるって・・小学生か!って話だよ。もうあの小屋には2度と行かない!

   どう思う?」

山造「お前はその小屋には2度と泊まらなくていいと思う。」

岳夫「うん、そうだねあんなところ2度と泊まらな・・・」

山造「お前のような考えの奴は他の山小屋にも泊まるな!というか山に行くな!」

岳夫「は?あんたまで山小屋の肩を持つのかよ!」

山造「そうだ!お前は山小屋の経営の大変さがまったく分かってない。」

岳夫「山小屋の経営の大変さ?」

山造「まず、あんな山の上に小屋があるのに、どうやって建てたのか不思議に思うだろ?」

岳夫「確かに・・」

山造「トラックなんて使えないから、人力で運ぶか、ヘリコプターで上げるかだ。

   作業に携わる人は、毎回登ったり下りたるするわけにもいかないから、何日も山の上に拘束される。

   大変な金と労力がかかるんだ。」

岳夫「・・・」

山造「建てた後も管理が大変だ。

   冬は大雪が降る。春に登山者が来る前に雪下ろしをしなければならない。これもまた大変。

   下水処理場なんかないからトイレなどの汚水もヘリコプターで下ろしたりしている。」

岳夫「そっか・・」

山造「経営も大変だ。

   天気や登る人の体力によって、泊まる客の人数もバラバラで安定しない。

   だから賞味期限の短いような食材は使えないんだ。」

岳夫「それでレトルトが出るのは分かるけどだったら数百円で提供してほしいんだけど?」

山造「そのレトルト食品だって、その辺のコンビニで買ってくるわけにはいかない。

   地上で仕入れたやつを、ヘリコプターで上げたり、人力で上げたり。そこにも労力がかかる。

   地上で買うより金額が高いのは当たり前なんだ。」

岳夫「はい・・・・」

山造「それから、山小屋では早寝早起きが鉄則だ。午後は雷雨も起こりやすい。

   翌日の距離が長い人は2時や3時に出発する。

   そのために十分な休息をとるために、7時や8時には寝る人もいる。

   そういった人たちの眠りを妨害することはならん。

   たとえ消灯前だとしても、会話はボリュームに気を付けなければいかんのだ!」

山造「最後に、これは山小屋に限ったことではないが、『お客様は神様だ』というのはサービスを提供する側のモットーとして生まれた言葉。

   客が威張るために使う言葉じゃない!

   私は一生懸命働いている店員に対して心無いクレームをつけるやつが大嫌いだ!」

岳夫「はい、すみません・・

  山小屋の経営の大変さが少しは分かりました。

  反省するのでまた山に行かせてください!」

山造「そうか、わかればいい。でも、お前以外にも分かってないやつはたくさんいる。

   そういったや奴らに、山小屋の大変さ、貴重さを教えてやってくれ。

   他にも山小屋でのマナーある。

   例えば、ごみは基本持ち帰りだ。山小屋で買ったものの袋は預かってくれることもあるが、基本それ以外は持ち帰って地上で処理することだな。」

岳夫「分かった。山でのマナーは大切だね!

   そいえば今新しいライター使ってるよね?前気に入って使ってたライターはどうしたの?」

山造「ああ、あれなら前山に登った時にガス切れになったから、面倒だったので山小屋に置いてきてやっただ。」

岳夫「こらーーー!」

(完)

まとめ

山小屋は、地上のホテルや民宿と比べると、たしかにサービスは質素で、値段も高いです。

ただし、険しい環境中にある、非常にありがたい存在です。

そこに山小屋があることは、登山者の命も守っているのです。

そんな山小屋に対し、知識もなくぼったくりだ!なんていう意見を持つ人がいまだにいるのは残念なことです。

山に登る人は、最低限のマナーくらいは身に着けてほしいですね。

という私もまだまだ守れてないマナーがあるかもしれないです。

いろんなことを吸収しながら日々成長していきたいですね。

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