さて、沖縄の八重山諸島について紹介している途中ではありますが、今日はいったん中断し、私が世界の中で一番好きな場所である、小笠原の旅の心得を紹介します。
というのは、次の年末年始に小笠原を旅される方に、一刻も早くお届けすべき情報がありますので、今日1日だけ沖縄の話題から離れさせていただきます。
小笠原諸島は、自治体の名前は東京都小笠原村。
この村にはたくさんの島がありますが、人が住んでいるのは父島と母島の2つのみです。
小笠原には、イルカの泳ぐ美しい海があり、陸地は固有の生態系を持った特殊な環境があり、世界自然遺産の1つになっています。
小笠原のアクセス
小笠原に行く方法はただ1つ。「おがさわら丸」という船のみです。東京港竹芝桟橋から船が出ています。
24時間の長旅になります。
船のダイヤは基本的に6日に1便。年末年始などは3~4日に1便に増便されます。
船のダイヤからして、小笠原の予約は最低5泊6日はかかります。
おがさわら丸はの乗船予約は3か月前から電話やインターネットで受け付けていますが、年末年始やGW、お盆といった超多客期は、事前に予約開始日がHPで公開されます。
その超多客期の予約はかなり大変なので、その日はお仕事を休んで予約に励むことをお勧めします。
やり方は。「予約開始時間からひたすらつながるまで電話をかけまくる」のみです。
ネット予約も受け付けていますが、まずつながりません。
つながるのに何時間もかかった挙句、満席ということも残念ながらあり得ます。キャンセル待ちを受け付けてくれる場合もあります。
予約が取れなくていけなくなることもあり得ますが、恨みっこはなしです。
数年前におがさわら丸が新しくなり、定員も増えたので、前よりは幾分取りやすくはなっています。
小笠原のオススメ宿
父島のオススメ宿は、ダントツで小笠原ユースホステルです。
旅で友達のできる宿5選でも一番上で紹介させていただいています。
船の入港日にはミ-ティングが行われ、自己紹介タイムや島案内があり、旅人同士がすぐ仲良くなれます。
出校日の前の日は、出校日前パーティが行われ、島の名物の島寿司が出されます。
ここで何か芸を持っている人は、みんなの前で披露することができます。
くだらないことでもいいので、何かやってみるといい思い出になります。
ここの宿も、GW、年末年始、お盆などの時は予約が超大変です。
普段は3か月前からの予約ですが、この超多客期は、予約開始日が設けられ、事前にHPで公開されます。
次の年末年始の予約開始日は10月10日、6日後だそうです。
忘れないように予約しましょう。
方法は、予約開始時間になったら電話をかけまくるしかありません。
大体10分くらいで満室になってしまいます。つながったころには満室、ということもよくありますがこれも恨みっこなしです。
満室でもキャンセル待ちは入れておきましょう。
2台携帯を使ったり、同行者と協力して電話をかけ、つながった人が人数分予約する形にすればとれる確率は上がります。
ただ、あまりにも多い人数(例えば6人以上とか)で予約するのは、小笠原YHを愛する旅人として控えていただきたいです。
恨みっこはなしですが、自分が予約に成功した場合、その分泊まれなくなった人がいる、ということも心にとめておきましょう。