昨日は燧ケ岳登山を紹介しました。
今日は、燧ケ岳から下山し、見晴に到着したところから、尾瀬ヶ原を縦断し、至仏山麓の山の鼻まで行くルートを紹介します。
燧ケ岳に登る自信がなければ、尾瀬沼から尾瀬ヶ原までを結ぶハイキングルートもあるので、そちらを利用されるとよいと思います。
尾瀬ヶ原の南側のルートを通って山の鼻まで行く人が多いですが、ここでは、少し遠回りして、北側の東電小屋を通るルートを紹介します。
こちらの方が人が少なくてのんびりしたハイキングが楽しめます。
尾瀬ヶ原アクセス
昨日までのページを参考に、見晴に到達してください。尾瀬沼と尾瀬ヶ原を結ぶハイキングルートもあります。
昨日のページはこちら。
もしくは本ページ紹介と逆ルートになりますが、以下のアクセスもあります。
JR沼田駅よりバス90分 戸倉 さらにバスで35分、鳩待峠
尾瀬ヶ原案内
山の鼻~東電小屋
木道を歩き、尾瀬ヶ原に入って行きます。。時々かわいらしい花が目につき、心をいやしてくれます。バックには、燧ケ岳がそびえます。
見晴から山の鼻までは、尾瀬ヶ原の南側を通り、竜宮十字路を経由して牛首分岐に入るのが最短距離ですが、私は尾瀬ヶ原の絶景をより長く楽しむため、遠回りして、下田代・ヨッピ橋を経由して尾瀬ヶ原の北側を経由して牛首分岐に入る経路をオススメします。
遠回りの道を選んだおかげで、道は連休中でもすいていて、快適な山歩きにります。
遥かなる絶景に囲まれながら、尾瀬ヶ原を歩いていきます。
ヨッピ橋の方角へ歩いていくと、ちょっとした樹林帯に入っていき、しばらくすると川が登場します
この川は只見川。そしてここにかかっている橋が、東電尾瀬橋という橋。そして、この川が、福島県と新潟県の県境になります。
橋を渡り、新潟県に突入します。ちょっと歩いたところに、山小屋があります。
尾瀬の山小屋としては唯一新潟県内にある東電小屋。木々に囲まれた静かな山小屋です。
ここで小休憩ができます。かんたんなおやつも買えますのでエネルギー補給にばっちりです。
東電小屋~牛首分岐
東電小屋を後にすると、樹林帯が明け、再び尾瀬ヶ原の絶景が広がります。
尾瀬は、ツキノワグマの生息地。尾瀬ヶ原は、尾瀬沼よりもクマが多い。クマは基本的におとなしい動物だけど、もし襲われたら大変です。
ところどころ道にはクマよけの鐘が設置されてるので、カンカラカンと鳴らしてから歩いていきます。
歩いていくと新潟県はすぐに終わり、群馬県に入ります。
その後は東電小屋ができた時にかけられたヨッピ橋を渡ります。この橋は、冬季に壊れないように、機の部分が取り外せるようになってるらしいです。
なおも尾瀬ヶ原の絶景が続きます。
ちょくちょく湿原の中に小さな池も現れよりいっそう尾瀬ヶ原の綺麗さを引き立たせています。
背後には燧ケ岳、前方には至仏山の雄姿が見られます。
写真ではわかりにくいかもしれませんが、同じ尾瀬ヶ原でも、場所によって違った風景が感じられます。
静かな木道を歩き続けると、牛首分岐にたどりつきます。
牛首分岐~山の鼻
ここの牛首分岐で、尾瀬ヶ原の南側を通る木道と合流します。。ここまできたら山の鼻までは約40分。
ちょっと休憩してラストスパートに入りましょう。
なおも尾瀬ヶ原の絶景は続くきます。
見晴では小さく見えた至仏山が、目の前にそびえるようになってくると、山の鼻はもうすぐです。
山の鼻にある至仏山荘。こじんまりとした新しい造りの小屋です。
他にも山の鼻には山小屋がありますが、すべて予約制なので事前の予約は必須です。
至仏山に沈んでいく夕日です。
山の鼻植物研究見本園
至仏山麓に、山の鼻植物研究見本園と呼ばれる地帯があります。
目の前には至仏山。振り返ると、遠くの方に、昨日紹介した燧ケ岳が、遠くの方にそびえています。
明日は、この山の鼻から、至仏山に登り、鳩待峠に下山するルートを紹介し、尾瀬特集を締めくくります。