各都市から、青春18きっぷ(普通・快速電車乗り放題の切符)で行ける日帰りの旅を紹介しています。
今回は東京発。
東京から静岡県の大井川鐡道のSL機関車に乗り、南アルプスのふもとの秘境、寸又峡に行ってみましょう。SL機関車は、運転日が限られているので、大井川鐡道のホームページで事前に確認し、さらに予約していきましょう。少し距離があるので、朝早く夜遅い、若干ハードな日程ですが、その分割引率も高いですよ。
大井川鉄道は私鉄なので青春18きっぷは使用できません。静岡県島田市の金谷駅までの利用です。
東北や北日本にお住まいの方は、他の交通機関や、先日紹介した、青春18きっぷどこまで行ける?シリーズを参考にしていただき、東京入りされればそこから当サイトを参考にしていただくことができます。
青春18きっぷどこまで行ける?シリーズ
プラン
行き
5:20 東京→(東海道本線線沼津行き)→熱海 7:10
7:22 熱海→(東海道本線浜松行き)→金谷 9:21
10:18 金谷→(大井川鐡道新金谷行き)→新金谷
10:38 新金谷→(SLジェームス11号千頭行き)→ 11:54 千頭
この区間はオススメのSL機関車です。煙を噴出して勇ましく走ります。車内は昔ながらのレトロな雰囲気で、旅の気分をより盛り上げてくれます。
車掌さんによる、沿線のスポット案内や、この機関車についてのガイダンスのほか、ハーモニカの演奏も聞くことができて、満足な旅です。
予約制なので、事前に予約してから行きましょう。
12:00 千頭→(バス)→寸又峡温泉 12:40
帰り
17:20 寸又峡温泉→(バス)→千頭 18:00
18:28 千頭→(大井川鐡道金谷行き)→金谷 19:39
19:59 金谷→(東海道本線熱海行き)→熱海 21:50
22:09 熱海→(東海道本線東京行き)→東京 23:46
正規運賃(東京金谷往復)7340円 青春18きっぷ1日分 2370円(68%割引)
寸又峡案内
寸又峡温泉のだいご味は何と言っても夢の吊り橋。
上をあるくと結構ギシギシ揺れて、スリルが味わえます。高さは8mくらい。高所恐怖症の人は少しつらいかもしれません。
強度の問題から、1回で渡れるのは10人まで。私が行ったときはそうでもなかったですが、紅葉シーズンなどはつり橋を求めて行列ができることもあるらしいです。
このつり橋を含む遊歩道は所要時間は1時間30分ほど、一応待ち時間が3時間だったとしても電車には間に合うようになっていますが、心配なら観光協会などに混雑状況を確認してみても良いでしょう。
寸又峡の川の色は、見てのとおりめっちゃクリームソーダ色をしています。これは、チンダル現象とよばれる現象のため、こうなっているようで、この青と緑のコンビネーションが、寸又峡の美しい自然をより引き立てています。
上で紹介した夢の吊橋は、女性が橋の上で願い事をするとかなうと言い伝えられてきています。恋人や家族がいらっしゃる方は、永遠に幸せでいられることを、フリーの方は素敵な出会いが訪れることを願ってみてはいかがでしょうか。
温泉地ですから、時間があったら温泉にも入ってみましょう。湯質がとても良くて、肌がすべすべになります。
次回は名古屋発の日帰り旅を紹介します。